大きいダンボールはどこで売っている?用途や入手の場所・方法を解説

ダンボールは丈夫かつエコなアイテムとして、さまざまな活用方法が期待できます。

100サイズを超えるサイズのダンボールを購入できる場所ですが、120サイズ(高さ×幅×奥行きの合計が1.2m弱)までであれば、宅配業者さんの通販サイトやホームセンターでも手に入ります。

160サイズを超えるダンボールを購入できる場所となると、ネット通販・オーダーメイドでの製作いずれかとなります。

ダンボールを専門に製造・販売している弊社では、強化ダンボールで耐久性にも優れた大きいダンボール・中の荷物が動きにくいオリジナルの仕切りなども製作できます。

まずはご相談くださいませ。

以下の記事では、大きいダンボールの主な用途や、入手できる場所・方法について詳しく解説します。

大きいダンボールとはどのサイズから? どんな用途で使う?

サイズ展開が豊富なため、大きいダンボールとひとくちにいっても、人によってイメージする大きさは異なります。

まずは具体的なイメージをもてるように、大きいダンボールのサイズの目安や用途を解説します。

大きなダンボールのサイズ

一般的には、3辺のサイズ合計が2m弱であるダンボールが、最大級の箱として流通しています。多くの運送会社にて、宅配便の200サイズで送付可能な大きさです。

200サイズ以上の大きさのダンボールは、用途に合わせてオーダーメイドが可能です。

3辺のサイズ合計が指標となるため、横から見ると正方形に近いものや、極端に細長いものなど、箱によって形状は異なります。

大きなダンボールの用途は?

200サイズダンボールの主な用途と3辺の長さに関する目安は、下記のとおりです。

・ハンガーボックス:約500×500×990cm

・宅配便(200サイズ標準):約766×576×541cm

・長尺(ゴルフクラブなど長いもの用):約150×24×24cm

・自転車・ロードバイク:約103×23×68cm

ハンガーボックス用は、縦長の形状をしているのが特徴です。内部にポールを取り付けて、衣装をハンガーでかけた状態のまま輸送できるように作られています。

宅配便の200サイズは、国内のみならず海外向けの荷物でも活躍している大きさです。

国際小包ではAサイズに該当し、送料と配達日数は配達地域や重量、輸送方法などによって変動します。

多彩な用途で使えるのが長尺タイプのダンボールです。

ゴルフクラブのほか、釣り竿・じゅうたん・ラグなど、幅広いアイテムの輸送に活用できます。

自転車の運搬にも200サイズのダンボールが活用されることがあります。

いわゆるママチャリはもちろん、ロードバイクなどのスポーツ自転車も、大きなダンボールでメーカーから店舗やユーザーの元へ届けられています。

ほかにもテレビや楽器・家具など、200サイズダンボールの用途はさまざまです。

特大ダンボールでこんな用途も

子どものころ、大きなダンボールで家や秘密基地を作って遊んだ思い出のある方も多いのではないでしょうか。あるいは実現しなくても、憧れていた方も少なくないでしょう。

多くの子どもたちが憧れたダンボール製の遊具が、現実のサービスとして存在します。

強度に優れたダンボールを使用した遊具やベンチを設置すれば、イベントの目玉にもなります。

弊社ではダンボールパークと称して、ダンボール素材の遊具も数多く製作しています。手軽に設置できる巨大迷路は人気が高く、スペースに合わせて拡張もできるので、多くのイベントや保育園などで好評です。

商業施設のイベントや保育園のお祭りなどでダンボールパークをご検討の方は、ぜひ一度お見積りをご依頼ください。

大きなダンボールの進化

大きなダンボールは活用できる場が多い一方で、以前までは耐久性に関して不安の声もありました。

しかし近年は強化ダンボールの登場により、強度を求められる用途でも問題なく使用できるようになっています。

強化ダンボールとは、繊維の長いパルプ原紙を使用することにより、軽量かつ優れた強度をもつダンボールです。

技術の進歩によって、木材箱に匹敵するほどの強度をもつ大型箱が製作可能となりました。

木材に比べるとコストも安く、今後はますます特大級サイズのダンボール箱の普及が期待されます。

旧来の大型箱も、強化ダンボールの強度と軽さの進化により、運べるものの対象がさらに広がりました。

大きなダンボールはどこで売っている?

手頃なサイズであれば、100円ショップなどでダンボールが購入できます。しかし大きなダンボールとなると、さすがに100円ショップやコンビニなどでは取り扱いがありません。

中には、「手軽に購入できるものではないから」と、一度使用したものを再利用しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

一度使用したダンボールは保管時の折りたたみ・輸送時のダメージや痛みにより強度が下がっており、再利用するには危険です。

安全のために、大きいダンボールは新品のものを用意することをおすすめします。

コンビニなどに置いていない大きいダンボールを入手する方法は、主に3パターンあります。

宅配業者

もっとも確実な入手先が宅配業者です。全国展開しているヤマト運輸や佐川急便などは、自社通販サイトで120サイズのダンボールを購入できます。

業者によっては、在庫状況が流動的となる点に注意しましょう。確実にほしいときや、複数枚まとめて購入したいときは、余裕をもって注文しておくことが重要です。

また、宅配業者で大きいサイズのダンボールを購入するときは、下記の2点にも注意してください。

・業者によっては取り扱い自体がない

・発送できる場所が限られている

たとえば郵便局の「ゆうパック」は、最大170サイズまでの取り扱いです。200サイズ自体がサービス内容にないため、該当するダンボールも取り扱い自体がありません。

200サイズを取り扱っている運送会社も、荷物を発送できる場所が限られていることがあります。

ヤマト運輸は一部のコンビニでも荷物が発送できますが、160サイズまでしか受け付けてくれません。160サイズを超える荷物は直接営業所へ持ち込むか、集荷を依頼しましょう。

ちなみに200サイズの荷物の運賃目安は、東京から大阪までで4,390円程度です。(出典:ヤマト運輸「宅配便運賃一覧表」※2023年4月現在)

ホームセンターや専門店

ホームセンターやパッケージ用品専門店なども大きいサイズのダンボールを購入できる場合があります。

多くの通販サイトで確認できる限りでは、180サイズが最大です。180サイズまでであれば、ホームセンターの店頭や通販サイトで購入できる可能性が高いといえます。

ホームセンターなどの小売店で購入するメリットは、1枚単位など少ない枚数で購入可能なことです。

10枚単位など複数枚購入し、1枚あたりの単価を安くしたい方は通信販売での購入がおすすめです。

ただし、店頭在庫は常に変動している点に注意しましょう。引っ越しシーズンなど、大きいダンボールの需要が高まりやすい時期は、とくに売り切れる可能性が高くなります。

在庫状況を事前に確認して、可能であれば取り置きを依頼する手もあります。

通信販売

大きなダンボール購入時は、持ち帰りの手間もかかります。手軽に複数枚のダンボールを購入する際に最適な方法が、通信販売です。

楽天市場やAmazonなどのECモール、モノタロウなど業務用ECサイトのほか、専門業者のネット通販もあげられます。

オフィスや自宅の玄関まで届けてもらえるため、運搬の手間がいっさいかかりません。

店頭在庫がなくとも、倉庫から直接発送してくれる通信販売なら、売り切れのリスクも軽減されます。

通信販売を利用するときの注意点は、送料がかかってしまうことです。

ただしお店とオフィスや自宅を何往復もする場合の手間や、ガソリン代を考えると、1度に大量購入できる通信販売のほうが安く済むこともあります。

ダンボールを専門に製造・販売している弊社では、カスタムオーダーのお見積りも含めて受付可能です。「こういう加工はできる?」といったご質問も、お気軽にお寄せください。

200サイズ以上の特大ダンボールは手に入る?

前述のとおり、一般的にいう「大きいダンボール」は宅配便で取り扱いのある200サイズです。

一方で、倉庫保管用や、宅配便以外の配送ルートを利用する場合は、200サイズ以上の大きい箱も輸送できます。

たとえば冷蔵庫や洗濯機が梱包されているダンボールなど、世の中には200サイズを超える箱がいくつも存在します。

では200サイズ以上の特大ダンボールはどこで購入できるのでしょうか。

200サイズ以上の入手は従来の手段では難しい

200サイズを超える大きいダンボールは、宅配業者やパッケージ用品専門店などでは基本的に取り扱いがありません。主な入手手段は、通信販売のみです。

通信販売自体も、特大ダンボールを購入できるところは限られています。

オフィス用品を専門に取り扱っているモノタロウでも、200サイズ以上はオーダーメイドによる対応です。

使用する日が決まっている方は、早めに手配しましょう。

専門業者への発注

店頭で購入できない特大ダンボールは、専門業者へのオーダーメイドがおすすめです。

200サイズ以上の箱に対するニーズは、運ぶものが決まっている場合が多く、オーダーメイドするほうが合理的といえます。

専門業者にオーダーメイドするメリットは、希望するサイズで製作できることのみではありません。

仕切りやパットで梱包する商品の形状に合わせて保護したり、オリジナルデザインの強化ダンボールで通い箱として活用したりと、用途に合ったカスタマイズも可能です。

価格は、オーダーメイドの内容によって変動します。まずはサイズや納期などの希望を伝えて、見積もりを依頼することから始めましょう。

まとめ

大きいダンボールは、専門業者のネット通販で購入できます。多くの場合、特定の用途で使うため、オーダーメイドが一般的です。

近年は強化ダンボールの登場により、箱のサイズの大型化が進み、用途も広がっています。

輸送用のパッケージとしてのみならず、強度を活かしたインテリアや遊具としても注目を集めています。

特大サイズのダンボールや、オリジナル商品の開発をご検討の方は、ぜひご相談ください。